Ｍテクニック®受講生さんの活躍／デイサービス内にMテクニック専門サロンをオープン！看護師：細川舞さん

内科·外科の病棟や手術室勤務、最後は退院調整部門で、退院する患者さんの訪問看護導入や、施設入所の調整等を行う部署に居ました。大学病院での勤務は多忙でしたが、今思うと看護師として多くの知識や技術を得ることができたとても貴重な時間でした。 

大学病院を退職したきっかけは、義母の病気と息子の中学受験でした。

義母は、癌の末期で療養中で、退職時は介護が必要になるかもしれない状況にありました。また、息子は中学受験をすることが濃厚になり、中学受験サポートは大学病院の勤務体制では難しいと思いました。

それまでは、仕事中心の生活でしたが、「家族のために時間を使いたい」と思ったことがきっかけでした。

大学病院を退職後、看護師から離れている間に、せっかくだから、今までやりたくてもできなかったこともしてみたいなあと考えていました。

いくつかあったうちの一つが、アロマのマッサージやタッチケアなどの資格が取れたらいいなあというものでした。

調べているうちに、私の「Mテクニックの先生」である、柳澤実和先生のサロンを見つけ、そこで、Mテクニックの講座に出会いました。

病気療養中の方にも良いタッチケアと見た時に、最初に「義母にもできるんだ!」と思いました。

私も、元々は圧の強いマッサージを好んでいましたが、Mテクニックを受ける前は、「ソフトタッチで本当に気持ちいいのかな？」と思っていました。

ですが、受けてみたら新感覚!驚きの解放感と癒しを得ました。一時的な、疲労回復ではなく、脳が気持ちいいと感じているので、心身共にリラックスできるのだなあと思いました。

そして「病気療養中の方や、妊婦さんだけでなくすべての方に行える優しいタッチケア」ということで

普通のマッサージよりも、看護師としての経験をより生かすことができ、病気療養中の家族も癒すことができる素晴らしいタッチケアだなあと思ったのです。

認定講座受講時の舞さん

私は、元々人と話すことが好きで、患者さんともいっぱい話をしたいと思っていました。

ですが、私が働いていた大学病院は、基本的にはその日の担当の患者さんが決まっていて、その患者さんに必要なケアや処置をするわけですが、その日によりますが、なかなか一人一人とゆっくり話す時間が持てずにいました。

大学病院ではないところで、働いてみたいなあと思い、探していたら、近くにちょっとおしゃれなデイサービスを見つけたのです。

ここでのお仕事は、一人一人の利用者の方とゆっくりじっくり話すことができ、そうすることで利用者の方それぞれが私だけに話してくれることもあったりします。元々は人と関わることが好きで看護師という仕事についたことを思い出させてもらいました。

Ｍテクニックのことをデイサービスの社長に話した時に、「いいじゃないですか!その資格とったらぜひうちでやれませんかね?」と言ってくださいました。

社長は、常に新しいことを取り入れていきたいと思っているようで、「看護師によるタッチケア」は利用者さんにもぜひ受けて欲しいし、せっかくだから一般の方にも受けてもらったらどうかなあ？と言ってくださったのです。

プラクティショナー認定取得後は、現在看護師として勤務しているデイサービスで、勤務中に利用者さんに10分程度の部分施術を行っています。

私が勤務しているデイサービスの利用者さんは、

・高齢で足腰が悪い方。
・認知症や精神疾患があり、長時間人に触れられるのをあまり好まない方。
・事故や病気により、手足に麻痺等あり、横になるのが難しい方。

等々います。

そのため、写真のように座ったまま、１箇所の施術などが望ましいのです。

手は、向かい合ってお話しながらもできるので、私も楽しく施術させていただいてます。

背中は、ほとんどの方が寝てしまいます。

寝てくださるということは、心地良かったのだとわかるので私もうれしいです

私は、最初はMテクニックの資格をとっても、サロン開業までは考えていませんでしたが、社長や役員の方の手厚いサポートのおかげで開業する勇気も持てましたし、実現することができました。

これからは、今まで大学病院で得た知識や経験を持って

·仕事や育児、妊娠中等でストレスがたまっている方
·身体に痛みがある方
·さまざまな病気で療養中の方

など、このMテクニックを必要とされている方に少しでも多く届けることができたらいいなあと思います。

まずは、このMテクニックができるような環境を与えてくださった代表に感謝しつつ、デイサービスの利用者さんと、サロンに来てくださった方に癒しを届けられるように、日々頑張って行こうと思っています。