初めての試みのオンラインセミナー
『医療の中でアロマセラピストが果たす役割』
開催しました
北海道から沖縄まで、さまざまな場所から
約50名のかたにお申し込みをいただき
当日はリアルタイムで半数近い方に
ご参加をいただきました
セミナーでは私が約5年携わっている
ホスピスでのアロマの活動を中心に
昨年、横浜市内の緩和ケア病棟に
アロマを導入した際の事例などを通して
医療の中でアロマセラピストができること
果たす役割について
私が考えることをお話させていただきました
ご参加の半数は看護師さんでした
日々医療という枠組みの中で
患者さんの一番近くにいる看護師さんが
こんなにもたくさんアロマやタッチに
興味を持ってくださっていることが
本当に嬉しかったです
そしてその他医療従事者のかた
アロマセラピストさん
介護のお仕事に携わる方
ボランティア活動に興味のある方、など
様々な立場のかたがご参加くださいました
今回の私のお話がなにか一つでも
みなさんのこれからに活かされることを
心から願っております
セミナー後に頂いたご感想です
『 バタフライ・エフェクト 』という言葉を
ご存知でしょうか
もとは目の前にいる小さな蝶の羽ばたきが
やがて遠く離れた場所でのトルネードになる
という現象をさすようです
ほんの些細な動きが、さまざまな要因を
引き起こすきっかけとなり
非常に大きな事象の引き金に繋がることがる
という考え方です
自分が今、日々の中で行っていることは
とても小さなことかもしれない
でもその小さな行動があるからこそ
少しずつ「変化」という小さな波が生まれる
その小さな波のうねりが広がることで
最後どのような結果や未来が訪れるかは
誰にもわからない
私のアロマの活動理念は
「医療の中にアロマとタッチがあたりまえにある世の中を創る」
その目標に対して
私がこの9年で積み重ねてきたことの一つ一つは
本当に些細なことばかりです
ホスピスでのハーブ蒸留会の様子
自分が大好きなアロマセラピーに
全幅の信頼をおきながら
患者さんからいただく言葉に
自信と勇気をたくさんもらって
自分の持つ知識や技術を
自分の手が届く範囲の、目の前にいる人のために
役立てることに力を尽くす
緩和ケア病棟にアロマセラピストがいるのが
当たり前の世の中はいつ実現するのかも
わからないけれど
私はそこに向かっていくための
小さな羽ばたきをこれからも続けていきます
このセミナーに参加してくださったみなさんが
ここからご自身のいるそれぞれの場所で
医療の中にアロマやタッチを届けるための
小さな羽ばたきを始めたとしたら
きっとこれからの世の中の
新しいあたりまえを創るうねりがきっと生まれると
私は信じています
同じ思いを持つ方が少しずつでも増えていき
共におおきなうねりを生み出していけるよう
これからもがんばっていきます