先日、cure with aromaさん主催の
講演会に参加させていただきました
幸ハウス富士を作られた緩和ケア医の川村真妃先生
そして私が尊敬する薬剤師であり
アロマセラピストの久保田泉先生のお二方による講演
真妃先生からは、幸ハウスを作る、という
夢を叶えるために行ってきた7つのステップを
お話くださいました
自分の内側にある思いに気づき
それを人に伝えてみること
まずは一人でできることから始めてみる
そこからネットワーク、繋がりを作ること
一人の思いをみんなの思いに広げていくこと
などなど・・・
6歳のときに経験した祖父の死
そこから世界中のホスピスを見た経験から
病気になっても、自分が大切にしたいものを
大切にできる場所を作りたい
「死」というものに対する概念を変えたい
そんな思いを持ち続け
自らの手で、道なき道を切り開いてきた
真妃先生のぶれない思いと言葉に
胸を打たれる思いでした
真妃先生が夢を語ったこのプレゼンが、多くのご縁に繋がったそうです
そして薬剤師であり、アロマセラピストの
久保田泉先生
泉先生は幸ハウス、緩和ケア病棟で
アロマセラピストとしてボランティアで
患者さんにアロマを届けていらっしゃいます
泉先生からは、アロマを通して出会った
患者さんとのエピソードをたくさんお話くださいました
先生から語られる
患者さんお一人お一人との深い関わりは
セラピストという立場や枠を超えて
真正面から、そのままの泉先生で
患者さんの喜びや悲しみ、痛み、苦しみに
向き合っておられる様子が伝わってきました
私がアロマを学び始めて間もないころに
泉先生に出会って以来
薬剤師、そしてアロマセラピストとしての視点から
薬のこと、アロマのこと、ホリスティックとは・・・
さまざまなことを泉先生から学ばせていただき
その一つ一つが、今の私の礎となっています
先生から学んだ薬の数々
泉先生も医療の中にアロマを届けるために
何度も挫折を経験してきたそうです
泉先生にお会いするときは
いつもとびっきりの笑顔で接してくださり
そしてアロマは本当に良いものだから、ということを
真っ直ぐに語ってくださるので
お会いするといつもいつも
私も自信を持って、またがんばって行こう
と勇気をいただいています
そんなお二人が作っている場所
きっと多くの患者さんの安らげる場所となっているに
違いありません
会の最後には、真妃先生が作った
「４１４（よいし）カード」の体験も
日本では「死」を語ることがタブーとされる
風潮がまだまだ根強いですが
”「死」を見据えて生きることは「生」を輝かせる”
この言葉、私が普段ホスピスで感じる
患者さんの命のきらめきそのものだと感じます
「一人一人、大切にしたいものは、みんな違う」
というのは真妃先生の言葉
世間の常識や、こうあるべき、というところから
ベクトルを自分の内側に向けてみる
自分に問いかけてみる
こんなカードがあるからこそ
自分が本当に望む生き方に出会えるのかもしれませんね
講演会の後は交流会へ
野菜たっぷりのおいしいご飯を囲んで
ご参加のみなさんの現在の活動や思いに触れる時間に
またまたパワーをいただきました
真妃先生♪なんと同い年でした！
真妃先生に出会える患者さんは幸せですね
真妃先生の真っ直ぐさとバイタリティ
真妃先生の生き方は
泉先生にとても大きな影響を与えたのだと
泉先生が教えてくれました
患者さんは真妃先生のことを
「天使みたいだね」と言っているのだとか
本当にその通りの
とっても素敵な女性でした
またゆっくりお会いしたいなあ
そして泉先生
「先駆者はくじけてナンボよ！」の言葉
一生忘れません
これからもたくさん学ばせてください♪
私のアロマセラピスト人生には
数えきれないくらいたくさんの
本当に素晴らしい先生がたとの出会いがあります
アロマのこと
施術のこと
医療のこと、薬のこと
基礎医学、解剖生理学、心身医学、栄養学
ホリスティックコミュニケーション
セラピストマインド
グリーフケア・・・・
本からは決して学べない
たくさんの先生からの生の学びの一つ一つが
私の日々に活かされ
そして患者さんへと届けられています
これからも、がんばっていきます！
素晴らしい会を開いてくださった
cure with aromaのみなさん、本当にありがとうございました