Mテクニック®受講生さんの活躍/介護施設でのケア/坂本佳菜子さん看護師

 

昨年サロンでMテクニック

プラクティショナーコースを受講され

認定を取得された看護師さんから

 

 

受講のご感想とその後の現場での実践について

うれしいご報告をいただきました。

 

 


看護師として働いてきた中で、手を使ったケアの可能性について
考えるようになり、自らの進む道を模索していました。そんな時資料請求していた書類の中で偶然に目についたのがこのMテクニックでした。

講座を受講後、症例に取り組む中で、手を介してその人の人生が伝わる感覚がありました。「触れる」ことでのコミュニケーションについて体感を得た学びでした。

現在勤務している介護施設では、Mテクニックを用いた腕や下肢、背中などの部分的な実践をしています。

片麻痺で腕のこわばりの書状がおありの女性利用者さまがMテクニックのタッチを気に入ってくださり、ショートステイ滞在中に一度は両腕の施術をしています。

 

また認知症の帰宅願望で不穏が強くなる女性の利用者さまに、背部のMテクニックを実践したところ、数分で寝入り、私も驚きました。

 

Mテクニックの施術は所要時間は短いですが、「気持ちいいね」「落ち着くね」との言葉も聞かれ、短時間の施術でも十分に効果がもたらされていることを実感しています。

 

今後は療養されている方や、何らかの治療を受けながら社会生活を送られている方、ご家族へもサポートできるような活動や

緩和ケア病棟で通常の医療や看護ケアの介入だけでは苦痛を取り切れない、限界を感じるようなケースでMテクニックを望む方に実践していきたいです。

 

 

 

現在は看護師として勤務しながら

いちセラピストとしてもボランティア活動を

スタートするなど

 

 

少しずつ実践の場を広げている受講生さん。

 

 

 

” 通常の医療や看護ケアの介入だけでは

苦痛を取り切れない、限界を感じるようなケース ”

 

 

Mテクニックの講座を受講される

看護師さんの多くがそんな思いを抱えながら

 

 

触れるケアの可能性に希望を見出し

学びに来てくださっています

 

 

 

緩和ケアは「より良く生きることを支えるケア」

だと私は思っています

 

 

たとえば終末期の呼吸困難、息苦しさへのケアとして

お薬によるケアはもちろんのこと

 

 

呼吸の仕方の指導

ポジションの調整

室温を下げる

うちわなどで風を送る

病室のレイアウト変更による負担の軽減、などなど・・・

 

 

お薬以外でできるケアと工夫がたくさんあるように

 

 

アロマやタッチケアもその工夫の一つとして

大きな可能性を秘めているのです

 

 

 

Mテクニックのあたたかく、ゆったりとした

長いストロークのタッチングで

 

 

眠っている患者さんの眉間のしわが消え

呼吸が深く、長くなること

 

 

意識がぼんやりとする中でも

差し出されたアロマの香りで

目の輝きが戻ってくること

 

 

 

 

そんな瞬間に、これまで私自身が

たくさん立ち合ってきました

 

 

臨床で活かせるタッチの技法をお伝えしています

 

 

◆米国RJBA認定 Mテクニック®各種認定コース