昨年サロンでMテクニック
プラクティショナーコースを受講され
認定を取得された看護師さんから
受講のご感想とその後の現場での実践について
うれしいご報告をいただきました。
現在は看護師として勤務しながら
いちセラピストとしてもボランティア活動を
スタートするなど
少しずつ実践の場を広げている受講生さん。
” 通常の医療や看護ケアの介入だけでは
苦痛を取り切れない、限界を感じるようなケース ”
Mテクニックの講座を受講される
看護師さんの多くがそんな思いを抱えながら
触れるケアの可能性に希望を見出し
学びに来てくださっています
緩和ケアは「より良く生きることを支えるケア」
だと私は思っています
たとえば終末期の呼吸困難、息苦しさへのケアとして
お薬によるケアはもちろんのこと
呼吸の仕方の指導
ポジションの調整
室温を下げる
うちわなどで風を送る
病室のレイアウト変更による負担の軽減、などなど・・・
お薬以外でできるケアと工夫がたくさんあるように
アロマやタッチケアもその工夫の一つとして
大きな可能性を秘めているのです
Mテクニックのあたたかく、ゆったりとした
長いストロークのタッチングで
眠っている患者さんの眉間のしわが消え
呼吸が深く、長くなること
意識がぼんやりとする中でも
差し出されたアロマの香りで
目の輝きが戻ってくること
そんな瞬間に、これまで私自身が
たくさん立ち合ってきました
臨床で活かせるタッチの技法をお伝えしています