偏頭痛とわたし①

 

「春になると頭痛がつらい」

というかたは多いですよね。

 

かくいう私も、ずいぶん若いころからの

立派な頭痛持ち。

 

同じように頭痛に悩むかたの参考になればと

数回に分けて、私の「頭痛の歴史」を

まとめていこうかなと思います。

 

 

 

ストレスフルだった30代

 

 

私が慢性的な頭痛を感じるようになったのは

長女を出産して、職場復帰したころからだったように

思います。

30歳を過ぎたころでした。

 

当時は地方公務員として市役所からの人事異動で

市立の総合病院に配属となり

外来事務を担当していました。

 

PC仕事も多かったですが

外来会計窓口での患者さんの対応や

(支払い相談、クレームも担当しました)

医事課内部の調整

ドクターや看護師さんたちとも関わることがあり

 

市役所で働いていたころとはまったく違う環境

医療職のかたがたに囲まれお仕事するという

少し特殊な環境で

ものすごく周囲に気を張っていたように思います。

 

加えて初めての子育ては、本当にとまどうことばかり。

毎日が試行錯誤。

子どもといっしょに泣いたことも数知れず、でした。

 

そんな中、娘が1歳のときに

フルタイムでの職場復帰をしました。

保育園の延長保育のお迎えの19時ギリギリまで

全速力で仕事して

家に帰ったらこれまた全速力で

家事・育児。

 

週末はどっと疲れが出てもうぐったりで

子どもを公園に連れていくのも

しんどい、という感じでした。

 

 

そんな生活を繰り返すうち

休日になるときまって

頭痛に襲われるようになりました。

 

あまりにひどいので脳外科を受診すると

「緊張型頭痛」でしょう、とのこと。

 

体の緊張、精神的なストレスが

原因とされている頭痛です。

 

忙しさや緊張状態がホッとゆるんだ時や

仕事が休みの週末などに痛みが出やすい

というのが緊張型頭痛の特徴でもあります。

 

今思えばあの頃は、仕事のストレスだけでなく

初めての子育てでのストレスも多かった頃。

 

そしてその頃の私には

「ストレスをケアする」なんていう発想は

全くなかったのですよね。。

とにかく痛みが出たら、薬でおさえる。

 

なぜこんなに頻繁に頭痛が起きるのか

その根本に目をむけることなく

体力と気力だけで乗り切っていたのです。

 

でも若かったので、それでなんとかなっていました。

 

当時の職場のデスクの引き出しには

切らすことなく痛み止めの薬を

常備していました。

 

「私は頭痛持ちだから」

そう思っていました。

 

 

まわりの同僚の引き出しにも

同じように鎮痛薬が常備されていて。

 

今思うと大変な職場だったのだなあと

思います。

 

偏頭痛と私②につづきます。