『屋久杉』の香りが入荷しました

鹿児島県屋久島産の

屋久杉のアロマが入荷しました。

 

 

現在は伐採も、市場での売買も

禁じられている屋久杉。

 

 

今回は市場で手に入れることができた

最後の「土埋木」から採れた

貴重な精油で

 

 

おそらく今後手に入れることは

もう難しい

 

 

そんな香りです。

 

 

≪土埋木とは≫
伐採された後に山に放置された材木、台風などによる倒れた材木を土埋木と呼んでいます。屋久島では、江戸時代から天然の屋久杉(樹齢1000年以上のものを指す)の伐採が行なわれてきましたが、1980年代、森林生態系保全等に配慮して屋久杉の伐採は禁止となりました。その後、伝統工芸品の材料の確保などには土埋木を活用可能材として使われてきましたが、屋久杉の土埋木の資源にも限りがあることから、2019年3月で市場の売買も終了となり、市場に出回ることはなくなりました。

≪屋久杉とは≫

スギ科スギ属の常緑針葉樹、古くから信仰の対象であった屋久杉。
屋久島の標高500mを超える山地に自生する樹齢1000年以上の杉のことを指します。
(千年未満の杉を「小杉」と称されています)屋久島は年間を通じて雨の多いのが有名で、作家の林芙美子が小説の中で「屋久島はひと月に35日雨が降る」と表現したほどよく雨が降ります。
屋久杉は、その膨大な雨量に耐えうるべく、防腐・防虫・抗菌効果のある樹脂を豊富に蓄えているのです。

一般的なスギの平均寿命は、500年余りですが、屋久杉は2000年を超える巨木が多く見られます。
雨が多く、栄養が乏しい花崗岩の山地に育つ屋久杉ですが、ゆっくりと育つため材質は非常に緻密で樹脂分が多く、腐りにくい特徴をもった最高級木材です。

 

≪屋久杉精油には≫
成分は、鎮静、血圧降下作用のあるカジネン、ヒノキ科やスギ科の樹木が放つ香り成分で自律神経に作用があるといわれるセドロールなど、セスキテルペン類が多く含まれています。

◆Kobe Aroma Company ホームページより抜粋

 

1000年、2000年もの間

屋久島の土、苔、など森に宿る

さまざまな生命体とともにあった

屋久杉の木。

 

 

この瓶のなかには

木そのものの香りだけではなく

 

その周りに生きるもの

流れてきた時間

 

それらの全てが詰まっています。

 

 

 

樹木の成長には

長い年月を要するため

精油を抽出することも

決して容易ではありません。

 

 

 

いつか屋久島を訪ね

自分の目で見たいと思っていた

屋久杉の木。

 

 

こうして今この香りに出会えたことは

奇跡かもしれませんね。

 

 

 

2000年もの間

大地に根ざしてきた屋久杉の香りから

どんなことを感じるでしょうか。

 

 

こちらの香りはアロマボディケアで

使用するブレンドオイルとして

使用が可能です。

 

 

含有成分からは鎮静作用や

自律神経を整える作用が

期待できますが

 

 

成分作用だけではない

この香りの奥深さも

感じていただけたらと思っています。

 

 

 

 

心を込めて

お客さまにお届けしていきたいと

思っています。