すべては患者さんの笑顔のために

 

先日のお花のレッスンで作った

春色リース。

 

今日からサロンにお目見えしました。

 

 

 

 

「緩和ケア」や「アロマ」

「ヘッドマッサージ」で検索して

サロンにお越しくださったのは

 

 

昔アロマも勉強されたという

すてきな看護師さん。

 

 

 

 

私が患者だとして

こんな看護師さんがそばにいてくれて

 

 

不安なこと、悲しい気持ちを

たくさん聞いてもらえたら

どんなに心強いでしょう。

 

 

 

 

不安な気持ちを、言葉にできること

 

この人になら、話せるかもしれない

わかってもらえるかもしれない

 

 

 

そしてその思いを理解し

寄り添ってくれる人がいてくれることは

 

 

患者さんの大きな心の支えになります。

 

 

今日のサロンのお花。

 

 

私のアロマセラピーの原点は

もう10数年前、勤めていた病院で

がんの緩和ケアとしてのアロマセラピーに

出会ったところから。

 

 

 

今でも患者さんにアロマセラピーを

届けたい、という思いに

変わりはなくて

 

 

臨床でのアロマを

もっと深めていきたいという思いは

自分の中で年々大きくなっています。

 

 

 

 

そして自分はプラクティショナーであり

 

今までずっと自分が実践者であること

技術と知識を磨き上げていくことに

注力し

こだわってきたけれど

 

 

 

最近すごく思うのが

 

 

 

患者さんにアロマセラピーを届ける方法は

ほかにもたくさんある

ということ。

 

 

自分がセラピストとして

患者さんに直接関わることはもちろん

 

 

 

たとえばご家族に癒しを届けていくことや

 

 

 

患者さんのご家族に

ハンドトリートメントを伝えていくこと

 

 

 

患者さんの一番近くにいる

看護師さんに

アロマとタッチを伝えていくこと

 

 

 

看護師さんがサロンでお疲れを癒し

また元気にお仕事できること

 

 

 

そういうことの一つ一つが

その先にいらっしゃる

患者さんの笑顔につながっていくから。

 

 

 

 

医療者ではない

アロマセラピストの自分が

 

どこまで臨床で患者さんにアロマセラピーを

届けていけるのか?

思い悩むこともあったけれど

 

 

自分一人でできることには

限りがあるし、それよりも

 

 

アロマセラピーを届けることができる人

 

人の手の持つ力とあたたかさを知り

それを誰かのために実践できる人は

 

一人でも多くいたほうがいい。

 

 

 

だから今この場所で

私にできることは山ほどあるなあと

 

 

最近そう思うようになりました。

 

 

 

自分の技術と知識は

磨き続ける。

 

 

そしてそれを伝えていくこと

育んでいくこと。

 

 

 

すべては患者さんの笑顔のために。