鎮痛剤がお守りだった私

薬剤師でありアロマセラピストの

久保田泉先生による

お薬についての勉強会。

 

 

今日は【鎮痛剤】についてでした。

 

 

20年前、私も頭痛がひどく

ロキソニンを手放せない時期がありました。

 

 

当時は病院の事務として勤務

 

仕事の合間に受診できるのをいいことに

 

ことあるごとに受診しては

ロキソニンを処方してもらっていました。

 

 

 

 

職場のデスクの引き出しには

ロキソニンのストックがいっぱい。

 

 

 

 

当時の私にとっては

それが唯一自分を痛みから守り

解放してくれるお守りでした。

 

 

 

 

あの頃の自分を振り返ると

 

 

いつも自分をすり減らし

自分を削りながら

 

自分以外の誰かのために

自分を捧げていた気がします。

 

 

 

 

面倒なこと、しんどいことを

自分が引き受けることで

周りがラクになるのなら。

笑顔になるのなら。

 

 

 

そんな風に思ってやっていたけれど

 

 

 

結局誰も笑顔にできなかった気がします。

もちろん自分自身も。

 

 

 

 

 

そうやって苦しくなって現れる頭痛が

自分に何を訴えようとしているのか

 

 

当時の私には

そんな視点があるはずもなく

 

とにかくこの痛みが消え去ってほしい

ただそれだけでした。

 

 

 

自分以外の誰かに向いたままの

自分の意識。

 

 

 

自分は周りからどう見られている?

 

私にはなにが求められている?

 

みんなはどうしたい?どうしてほしい?

 

何かが起これば、あの人のせい。

あの人が変わってくれたら・・・

 

 

 

 

そんな外向きの意識しか

もち合わせていなかった私にとって

 

 

自分の内側に響きを与えてくれたのが

アロマの香りだったのかもしれません。

 

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香りが自分の内側に響くことで

 

自然と私の意識が

自分の内側に向けられる回数が

増えていきました。

 

 

そしてアロマの香りが響く自分の内側

 

そこには何があるんだろう?

を知りたくなりました。

 

 

 

そうするうちに自分の体からの声が

少しずつ聞こえるようになって。

 

 

 

体の声を聴こう

自分の心の声を聴こう

 

 

そういう意識のありかたも

香りが教え、育んでくれた気がします。

 

 

 

今ではすっかり

自分ファーストな私になりました!

 

 

 

今の私は

自分が楽しいこと、を一番に考えます。

 

 

 

自分は何をしたい?

どうしたら自分は笑顔になれる?

 

そのために必要なことは

なんでもしていきたいし

 

自分の笑顔が曇ることは

なるべく早く手放したい。

 

 

 

 

自分に好ましくないことが起こったら

まず自分自身を振り返ります。

 

 

自分の内側が乱れていないか?

 

この出来事が教えてくれていることはなに?

 

この出来事を学びに変えるためには

どうしたらいい?

 

 

 

 

自分を一番にすること

自分のやりたいことをするなんて

自分勝手すぎる!

みんながまんしているのに。

 

 

そんなふうに思っていた私は

どこに行ったかな?

 

 

 

 

でも今の私のまわりには

たくさんの笑顔があることは

ゆるぎない事実。

 

 

 

そしてその真ん中で

誰よりも笑顔でいるのは

 

 

 

他の誰でもない

私なんだなあ、と今思うのです。

 

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鎮痛剤の学びのことを書きたかったのに

なんだかいろいろ書いてしまいました。

 

 

 

鎮痛剤がお守りだった私

今でも頭痛とはお別れできていないけれど

 

 

 

今ではその痛みがむしろ

自分に気づきを与え

自分を守ってくれる存在でもあります。

 

 

 

 

 

薬を飲むことは

特に自然でありたいと願う人にとっては

否定されがちだけど

 

 

 

鎮痛剤にかぎらずそれが

精神安定剤だったり

睡眠導入剤だったり

抗うつ薬だったとしても

 

 

薬が今の自分の笑顔を守ってくれる

 

 

 

 

他の誰でもない、自分自身が

心の底からそう感じているのなら

 

 

それはまぎれもなく

その人にとってのお守りなのです。

 

 

 

でももし、少しでも

鎮痛剤で不安に思うこと

心配なことがあれば

いっしょに考えていきましょう。

 

 

 

サロンに足を運んでくださるかたにとって

そんな存在でありたいから

 

 

これからも学び続けていきます。