今日を共に生きる

今年最初の
ホスピスでのアロマでした。

 

 

敷地内に水仙がきれいに咲いてました。

院内にも飾られていました。

 

 

 

ホスピスでは可能な範囲で
患者さんの香りの好みも伺います。

 

 

今日は「クチナシの香りが好き」
とおっしゃる患者さん。

 

 

はて、クチナシの花って
どんな香りだったか

 

 

すごくいい香りと
どこかで聞いたような。

 

 

あとで調べたら
あぁ、ガーデニアだ!

 

 

 

梔子(クチナシ)は
沈丁花、金木犀とならんで
クチナシは三大香木と呼ばれていて

 

 

その香りは
ジャスミンに似ていることから

「ケープジャスミン」
とも呼ばれるそう。

 

 

あいにくジャスミンのアロマが
ホスピスにはなくて

 

限られたアロマの中から
ラベンダーを選ばれた患者さん。

 

 

「体がポカポカしてくるわ」

 

「ラベンダーの香りに包まれて
ゆっくり眠れそう。」

 

 

と静かに目を閉じて
いらっしゃいました。

 

 

 

いつか訪れる別れを思うより

 

今日を共に生きていることを
感じられる

 

 

 

今年もここでそんな時間を
届けていきたいです。