皮膚は体を覆い、守る組織であるがゆえに
日々周囲からたくさんの情報を
受け取っています。
たとえば
生まれたばかりの赤ちゃんは
お母さんやたくさんの人に
抱っこされることによって
自分の体のかたちを理解したり
今、自分がここにいる、ということ
自分と周囲との境界線が
どこにあるのかを
少しずつ理解していく、と言われています。
それと同時に皮膚を通して
あたたかさや、やわらかさを感じることで
自分が大切にされていること
愛されていること
自分は自分で良いんだ
そんな思いを自分の中で
少しずつ育んでいきます。
今、世の中は少し前と
すっかり変わってしまって
肌から受け取る情報や
その量の多さにも
心がついていかなくて
なんだか体がふわふわしてしまったり
逆にきゅうくつになりすぎたり
自分は本当にこれでいいの？
そんな感覚になることも
あるかもしれません。
そんなときに
自分の輪郭を思い出すことができたら・・・
アロマトリートメントは
コリをほぐしたり
ゆがみを整えたりも得意だけれど
何よりそのあたたかく、やわらかなタッチが
自分の皮膚の上を流れていくのを
感じていると
どこかに行ってしまっていた自分が
自分に戻ってくるような
そんなことを感じることがあります。
それだけで気持ちが落ち着いたり
力んでいた体から
ふーっと力が抜けたり。
今、ここにいる「私」という存在の
輪郭をなぞってもらうことで
自分の内側と、外側の境界線は
ここにあるんだ、と
思い出すことができたら
自分と周囲との関係性をうまく保つための
心地よい距離感が
きっと見えてくるはず。
その距離感は、人それぞれ。
だからこそまずは
自分自身のかたちを思い出すところから。
心地よい香りに包まれながら
安心して自分に戻れる時間
そんなお手伝いをさせていただきます。