2020年を振り返ってみました。
年明けすぐの1月、2月
自分の施術のブラッシュアップのために
▼ディープヘッドマッサージ
▼前腕を使った施術のアプローチ
を都内まで学びに行きました。
前腕を使った施術のアプローチを学び
より大きな筋肉、深い部分への
適切なアプローチが可能になり
施術の幅がぐん!と広がったことで
よりお客さまお一人お一人の
体の状態に合わせた施術を
提供できるようになりました。
ずっとサロンに通ってくださっている
お客さまが施術の変化を
すぐに感じてくださったことが
とてもうれしかったです。
ディープヘッドマッサージを学んだのは
お客さまがより深いリラックスを
感じていただけるよう
解剖学に基づいた頭部へのアプローチを
学びなおし、体得したい
と思ったところから。
今ではヘッドマッサージを受けられる
サロンを探していらしてくださる
お客さまも多く
サロンの施術全体が
ぐんとパワーアップしたのが
この頃からでした。
2月に入ると、新型コロナウイルスの
感染拡大が本格的に
懸念されるようになりましたね。
アロマの活動をしていた
高齢者施設、ホスピスでの活動や
出店予定だったイベントも
次々に中止になっていきました。
未知のウイルスの存在
「不要不急」とは?
リラクゼーションサロンは
果たして不要不急なものなのか?
私も迷いながら、悩みながら
サロンを続けていたのが
2月、3月でした。
そして3月からは
子どもたちの学校が休校に。
4月には緊急事態宣言も。
こんなときだからこそ
サロンのような場所が必要という思いと
その反面、未知のウイルスを前に
お客さまを本当に
安全にお迎えできるのか
そのことに自信が持てなくて
4月、5月の2か月間サロンを休業する
という決断をしました。
サロンを休業することは悲しかったけど
大切なのは何よりも、お客さまの安全。
正確な情報も、知識もなかった
あの時に休業するという決断には
迷いはなかったように思います。
休業中にしていたこと・・・
アロマで仕事を始めて6年。
ここ数年は自分のやりたいこともたくさん
でももっと子どもたちとも
じっくり関わりたい
そんな思いがあって
24時間子どもたちとずっと一緒
3食家族で食卓を囲むこと
時間に追われず日々を過ごすこと
そんな時間をまずは大切にしたい
と思いました。
めまぐるしく変わる世の中の状況や
不安が渦巻く日々の中で
まずは自分と子どもたちの
心身の安心、安全を一番に守りたい
そんな思いがありました。
毎日キャッチボールしたなあ!ギフトのような時間。
部屋にはお花を絶やさないことも
私が心穏やかに過ごすために
大切にしていたことでした。
セラピストが集まるコミュニティに
参加させてもらって
毎朝zoomでいろいろな情報交換を
させてもらったり
不安な気持ちを分かち合ったり
励まし合ったり。
そんな時間が持てていたことが
私にとっては本当に心強かったです。
アロマの活動をさせていただいている
ホスピスで医療用のガウンが不足していて
子どもたちにも手伝ってもらって
ゴミ袋でエプロンを作って
届けたりもしました。
あとはお客さまにお手紙を書いていました。
全員のかたに
書くことはできなかったけれど
医療、介護の現場でお仕事をされている
お客さまを中心に
少しでも何かの力になればと
メッセージと香りをお届けしました。
人と人とが繋がることができない日々の中
アナログな文字でのやり取りに
私のほうが元気をいただいた時間でした。
お返事ありがとうございました!うれしかったです。
5月に入ってからは、サロン再開にむけて
その準備に追われる日々でした。
まずは新型コロナウイルスについて
医学博士の先生や
感染対策の現場で活躍されていた医療者のかたなど
複数の勉強会に参加。
いくつかの勉強会に参加するうちに
サロンでの感染対策で
何をすればよいのか
必要なこと、そうでないこと
正しい消毒のしかた
コロナウイルス自体への理解が深まり
サロンの再開にむけて
やるべきことがはっきりしました。
5月18日は記念すべきサロンの
1周年の日でしたが
準備に追われるあまりお祝いも
できませんでした。
少しでも明るい気持ちになってもらえるよう
お客さまをお迎えする
かわきばなのスワッグも新しく準備。
サロンを再開するとき
こんなときだからこそ安心して
心と体を解放できる場所が
あることの大切さと
ただただゆっくり休める場所
ほっとできる場所があることが
生きる勇気にきっとつながる
そんな強い思いが私の中にありました。
再開後のサロンには
医療、介護の現場でお仕事されている
お客さまが多かったのが印象的でした。
私自身も他のサロンで
自分自身を癒す時間を持ちながら
また新たな気持ちでスタートを切った
6月でした。
続く。