大切なものがある場所

 

昨日はこちらにお届けものを。

昨年からアロマの活動をさせていただいている

ホスピスです。

 

新型コロナの影響で、2月から

アロマをはじめとする

すべてのボランティア活動は中止に。

 

 

いまだ患者さんとご家族の面会ですら

制限されていて、胸が痛みます。

 

 

コロナの影響でホスピスでも

医療用のエプロンの入手が

いまだ難しい状況にあります。

 

 

先日ホスピスから連絡をいただいて

ゴミ袋を使ったエプロンづくりを

お手伝いすることに。

 

合間合間に、少しずつ。

 

 

ひとりでヒーヒー言っていたら

頼もしい助っ人現る!

(本当にありがとう!)

 

 

そんなこんなで

ようやく第一弾が出来上がったので

さっそくお届けしてきました。

 

 

患者さんのおむつ交換時に

看護師さんが1回1枚使い捨てで使用する

エプロン。

 

ホスピスでは一日に40~50枚

一週間で多い時には400~500枚必要です。

 

 

今はアロマを届けることはできないけれど。

少しでも、自分にできることを。

 

 

そしてこれからも

一人一人が感染を拡げないための

行動を続けていくことが

ホスピスにいる患者さんとご家族の笑顔に繋がる。

 

 

そのことを忘れずにいたいなと思いました。

 

ホスピスのお庭。時にイノシシが現れます。

 

 

3ヵ月ぶりに見たお庭の景色に

季節が通りすぎて行ったのを

感じました。

 

 

お届けがてら、ホスピスのコーディネーターさんと

少しお話できました。

 

 

 

患者さんにとって残り少ない時間の中で

 

ここで24時間自由に、ゆったりと家族で

時間を過ごしてもらったり

 

スタッフも一緒にティータイムを楽しんだり

アロマやマッサージに癒されたり

 

ボランティアと一緒に歌ったり

絵を描いたり

髪を切ってさっぱりしたり

 

 

そういうここならではのことが

この数か月できなくなってしまったけれど

 

自分たちらしい、これからの新しいありかたを

模索していきたい

 

 

そんな話になって

本当にそうだなと思いました。

 

 

不要不急とされた

たくさんのものごとの中に

 

人が人らしく生きていくために

笑顔で生きていくために

大切なことがたくさんあったんだと

 

私もこの数か月で本当に痛感しました。

 

 

 

またいつの日か

アロマの香りとともに

この場所で過ごせる日を

今は待ちたいと思います。