「がんに寄り添うアロマテラピー」
所属するNARDアロマテラピー協会で
年1回開催されるドミニク・ボドゥー先生の
セミナー。
そのシェア会に参加するため
ひさしぶりに横浜の母校へ♪
今年からホスピスでのアロマの活動を
スタートして
「緩和ケアとしてのアロマ」
という視点からあらためて
いろいろ勉強し直したいなあと思っています。
(左下が私の恩師:小池まゆみ先生♪)
なんとも濃いメンバーのみなさんと
学びを深めてきました。
がんにまつわる様々な症状に
どんなレシピを用いるのか
ボドゥー先生の見解と
小池先生、参加者それぞれの見解と。
なにが正解、とかではなく
その症状をどう理解し
アロマと結び付けていくのか
そんな濃い3時間でした。
私のアロマセラピーは
精油1本1本の成分・作用・特性を
学ぶところからはじまりました。
でもいざサロンや臨床の現場に出ると
アロマの成分・作用だけでは説明のつかない
精油の力を感じることがあります。
アロマを読み解くときには
たくさんの視点があります。
アロマの成分作用はもちろん
その植物がどんな環境で
どんなふうに生きてきたのか、だったり
植物の学名から読み取れること
古来から人々がその植物を
どんなふうに生活の中で用いてきたのか
臨床の現場で
どんな作用をもたらしているのか
そういう植物のさまざまな姿に
人は気づきをもらったり
がんと闘うなかでの希望だったり
光を見出したりすることも
あるということ。
がんであっても、そうでなくても
エビデンスがあってもなくても
その人が今、この瞬間に
必要としていることを感じ取り
それを「香り」を通して届けていくこと
そのための引き出しを
たくさん持っていること
それがセラピストの
大きな役割だと改めて感じた
勉強会でした。
それにしても、懐かしいこの風景!
必死でアロマを勉強した日々を
思い出します。
もうあれから5年も経つんだなあ・・・
アロマの学びに終わりはない!
貪欲に学び続けます。
アロマを待っているたくさんの人のために。