「薬が効かない」と訴える患者へのケア/Mテクニック®受講生さんのその後 投稿日: 2024-11-092024-11-09 投稿者: flow-hp サロンから初、薬剤師さんの Mテクニック®プラクティショナーが誕生しました 薬剤師さんならではの患者さんへの アセスメントの視点から ご自身の調剤薬局内で Mテクニックを実践されています 受講のご感想をシェアさせていただきます 薬局薬剤師として調剤業務やOTC(大衆薬・処方箋なしに買える医薬品)を販売している私が感じたことですが、不眠を訴え処方箋を持参する患者や、OTCで眠れる薬を希望するお客さまが目立ちます。そして仮に睡眠薬を処方され飲んだとしても「効かない」と訴える患者も少なくありません。 そのような患者にMテクニックを行なったらどうだろう?と常々思っていました。睡眠薬の中には耐性のあるものも多く、服用を続けることで効果がなくなっていくものもあり、また副作用もあります。 実際に自分がMテクニックの施術を行なってみて、クライアントが施術により入眠するのを目の当たりにし、自身が受講前にインストラクターの方に施術してただいた時のことを思い出しました。 Mテクニックのスローで優しいタッチングのくり返しは、知らないうちにクライアントを眠りへと導いてくれるのでしょう。圧をかけるマッサージに比べ、ゆったりと心地よく、眠りに誘ってくれます。不眠に悩むクライアントには、遅めの時間に施術することでより効果が得られるかもしれない。睡眠薬を服用する前に、まずMテクニックを受けることを勧めたいと思いました。 また薬局を訪れる患者には、薬が欲しくても飲むことができない患者もいます。体質やアレルギーなどで服薬が難しかったり、すでに何種類もの薬を服薬中で、それ以上服薬することが不可能だったりする場合です。 それでも痛みを除去したいなど、薬を求める患者に対してMテクニックを実施することで苦痛を和らげることができればと考えます。 以前薬局に栄養剤を買いに来たお客さまが、「数日前に抜歯してから痛み止めを飲んでいても痛くて眠れない。そのため昼間はボーっとしてしまい、何もする気が起こらない。薬もやたらに飲むと体に反応が出るので、これ以上飲めない」と訴えられたのに対し、こちらから適切な指導をできないまま帰られたのですが、その直後に「そうか、Mテクニックを施術すれば少しは楽になられたかも知れない」と思った経験があります。 アロマトリートメントと違い、服の上から施術が可能なMテクニックは、薬局の片隅の小さなスペースでも行うことができます。次回そのようなお客さまがみえた時のために、背中にかける滑りの良い布を用意しておこうと思っています。 臨床で活かせるタッチケア 医療従事者が受講可能なプラクティショナーコースは 現在2025年2月の受講生を募集中 残席1名となっております 講座詳細・お申し込みはこちらから